派遣は自分の希望条件が通りやすい

介護の仕事を始めようと考えたときに、派遣かパートどちらの雇用形態で働くべきなのかよく調べておく必要があります。特に40代の方にとって、家庭もしっかり両立しながら無理なく働くためには、派遣の仕事の方が向いているかもしれません。

介護施設で働く場合、24時間体制で介護サービスを提供しているので、介護スタッフも24時間体制で勤務することになります。
パートとして働く場合は、シフト制もしくは交代制で働くことが基本になるため、例えば早番が7時から16時で、日勤が9時から18時、遅番は11時から20時となり、夜勤は17時から翌日9時までといったように4交代制で勤務することになるでしょう。
もちろん夜勤の場合は特別手当がつくため、たくさん稼ぎたいという方にとってはパートで夜勤に入るのがいいといえます。しかしそうではなく、家庭との両立も考えている方には夜勤の勤務は難しいと感じる場合もあるでしょう。また4交代制の勤務を続けることで生活のペースが乱れ体調を崩してしまうこともあります。

無理なく働きたいという方にとっては、派遣で介護の仕事をすることがお勧めです。派遣の場合は、雇用主が派遣会社ですので、介護施設に雇われているパートと違い、自分の希望条件に合わせることが可能になります。
例えば1日6時間だけ働きたい場合や日勤のみにしたいといった条件を通すことができます。
40代ともなると体力的にも衰えを感じ、フルタイムで夜勤もこなすことは難しくなってきますので、余裕を持った働き方を望む方には派遣というスタイルがお勧めです。